転職や就職の不安や疑問をBenefitsのキャリアカウンセラー「宮崎 聖」が回答!働く事にまつわる悩みを抱えている方は、具体的なアドバイスを参考にしてみては。
転職の情報収集
なぜ企業研究が重要なのか、また具体的なやり方を教えてほしいです。
企業の公式情報やパンフレットを見ていても、これでいいのか不安を感じます。
採用担当者は「なぜ自社に入社したいのか?」や「自社でどのように能力を発揮できるか?」について見聞きし、判断したいと考えています。
従って、転職を希望する際には、応募企業の特徴や求められている職務を理解するために企業研究が不可欠です。
また、入社後に自分が期待した通りの職場環境ではないと感じることを防ぐためにも、事前の企業研究は有用です。
具体的には、応募企業の商品やサービス、将来性、経営戦略などに共感できるかをホームページや求人募集記事を通じて検討してください。
実際に店舗などがある場合は、その場所を訪れてスタッフが仕事をどのようにしているかを観察することも有効です。
前述のように、採用担当者は応募者が自社をなぜ志望するのかを知りたがっています。
したがって、企業研究を通じてその企業の特長や独自性を理解し、なぜその企業に入社したいのか具体的な理由を明確にすることが大切です。
また、企業のホームページだけでなく、求人募集記事からその企業の特徴や求められている人物像を把握し、これまでの経験を通じてどのような能力を持っているかを具体的に整理することも肝要です。
長期間の勤務を予定している企業であれば、自分自身のためにも、しっかりと企業研究を行うことをお勧めします。