転職や就職の不安や疑問をBenefitsのキャリアカウンセラー「宮崎 聖」が回答！働く事にまつわる悩みを抱えている方は、具体的なアドバイスを参考にしてみては。
転職を検討
大学卒業後、22歳で技術職として就職しました。
面接の際に、情報技術者として雇用されることが確認され、採用されました。
しかし、実際の仕事内容は予想とは異なり、仕事に充実感を感じていません。
1年間頑張ってみましたが、今もその気持ちは変わりません。
そこで、転職を考えていることを先輩に相談したところ、「どこでも雇ってもらうには、最低でも3年以上の職務経験が必要だよ」と言われましたが、本当に3年以上が必要なのでしょうか？
私は自分に向いていないと感じる仕事を続けることが時間の無駄だと思っています。
現在、資格の取得やスキル向上に取り組んでいますが、「3年以上の経験」は本当に不可欠でしょうか？
勤続年数が長ければ必ずしも優秀な人材とは限りません。
実際、第二新卒採用を積極的に行っている企業もあり、3年以上の勤務が必須とは言えません。
ただし、転職理由が人間関係のトラブルなど、応募企業でも発生しうる理由の場合、採用が難しいと判断されることがあり、転職理由について詳しく尋ねられることがあります。
転職を検討する際のポイントは、現職で自身のやりたいことを実現できる可能性があるかどうかです。
即座に自分の理想通りの職場を見つけるのは難しいことです。
現在の仕事が将来に向けた基盤づくりになるのか、今後も理想の仕事に就ける可能性があるのか、先輩や上司との対話を通じて検討してみてください。
やりたいことが明確で、関連分野でスキルを持っている場合、退職理由として「上司との話し合いで、望む業務に就ける見込みがないため転職を検討中である」という理由は問題ありません。
可能であれば、現職のまま複数の企業に応募し、自身の転職価値を確認してみることをお勧めします。
状況が厳しい場合、ハードルが高い理由を特定し、スキルや経験を向上させる努力が重要です。
