転職や就職の不安や疑問をBenefitsのキャリアカウンセラー「宮崎 聖」が回答!働く事にまつわる悩みを抱えている方は、具体的なアドバイスを参考にしてみては。
応募・面接・選考
「実務経験○年以上」という応募資格は、正社員としての経験のみを指すのでしょうか?
通常、アルバイトとして応募職種と同様の業務に従事していた場合、その経験は実務経験として記載しても問題ありません。
アルバイトとして、正社員と同等の実働時間や業務を遂行した場合は、むしろ経験年数に加えて積極的に強調すべきです。
たとえば、「経験6年(正社員2年6カ月、週30時間のアルバイトで3年6カ月)」などと明記することで、アルバイト経験も実務経験としてアピールできます。
しかし、経験年数が長ければ必ずしも採用されるわけではありません。
応募企業が求める能力に合致しなければ採用されないこともあります。
職種によって異なりますが、たとえば、「経理経験3年以上」と求められている場合、未経験者の応募は難しいかもしれません。
しかし、経理業務全般や決算処理経験が求められている場合もあり、仕訳のスキルがあれば問題ないこともあります。
応募時に、求められるスキルや能力、そしてそれらをどのように満たすかを検討し、経験年数だけでなく、具体的な応募要件に焦点を当てることが大切です。