転職や就職の不安や疑問をBenefitsのキャリアカウンセラー「宮崎 聖」が回答!働く事にまつわる悩みを抱えている方は、具体的なアドバイスを参考にしてみては。
応募・面接・選考
面接当日にキャンセル(急なキャンセル)することは可能でしょうか?
当日の事情により、面接をキャンセルしたいと思っています。
面接の急なキャンセルは許容されることでしょうか。
予期せぬ事情で面接をキャンセルしなければならない場合、必ず電話で企業に直接連絡しましょう。
面接当日にドタキャンをするのは、儀礼的な理由や健康状態が急変するなど、避けられない特別な状況の場合に限ります。
一度事情が明らかになったら、できるだけ早く企業に通知しましょう。
直前になればなるほど、企業側が再調整やスケジュール変更の手間をかけなければならなくなりますので、誠意をもって状況を説明することが大切です。
面接官も通常は事情の詳細を求めないはずです。
要点を説明し、その重大性が伝わるようにすれば十分でしょう。
避けて通るべき行動として、まず無断キャンセルが挙げられます。
社会人として連絡することは当然のことです。
どんなに時間が迫っている場合でも、連絡を入れるべきです。
無断で欠席することは社会人としてのルールを破ることです。
もう一つは、面接キャンセルの理由をでっち上げないことです。
ドタキャンを隠そうとすればするほど、電話越しでの対応が不自然になり、その後の面接で信用を失う可能性があります。
面接当日のキャンセルを通知する際に、必ず電話を利用しましょう。
人事担当者はメールをチェックできないかもしれませんし、外出中かもしれません。
電話をかけた際に担当者が不在だった場合でも、伝言を頼むか代理者に連絡してもらうよう努力しましょう。
以下は、面接当日のキャンセルを連絡する際の一例です。
「大変お世話になっております。▲▲(あなたの名前)と申します。突然のご連絡となり、誠に申し訳ございません。本日、採用面接の予定がございました▲時から▲場所での面接にお伺いすることが難しい状況となってしまいました。体調の急変によるもので、申し訳ございませんが、面接の日時を変更させていただくことは可能でしょうか?(中略)本日のご連絡となり、大変ご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。どうぞよろしくお願い申し上げます。」