「キャリアビジョン」という言葉がやや大げさに感じられることもあるでしょうが、それをあまり複雑に考えず、むしろ「仕事で進むべき方向と行動すべきこと」ととらえてみてください。
これは仕事に限らず、目標を設定し、それを達成するために具体的なステップを踏むことの重要性を指摘しています。
仕事において、自身の進むべき方向（キャリアビジョン）や目標（キャリアゴール）が明確でない場合、結局は方向性のない仕事に迷い込むことがあるかもしれません。

例えば、経営企画の職に就きたいと思っても、直ちにそのような職に就くことは難しいことがあります。
簿記の資格を取得し、経理の経験を積み、数年後には会社の財務に関わる職務を担当し、経理や財務の専門家として、将来的に経営企画に関わることを目指すといったように、仕事のビジョンを描いてみてください。
仕事を進める中で、そのビジョン通りに進まないこともあるでしょうが、キャリアビジョンが変化しても問題ありません。
肝心なのは、常に目指す方向を明確にし、それを実現するためのステップを計画し、実行に移すことです。