転職や就職の不安や疑問をBenefitsのキャリアカウンセラー「宮崎 聖」が回答!働く事にまつわる悩みを抱えている方は、具体的なアドバイスを参考にしてみては。
応募・面接・選考
自分の能力や経験の不足について気になっており、かなり気が滅入っています。
高校卒業後、2年間の事務職の正社員経験がありましたが、その後はフリーターや派遣社員として短期間の単純作業に従事しているだけです。
あなたが望む職業について、具体的にイメージしてみることをお勧めします。
あいまいな仕事の希望では、求人応募時に自身の情熱を効果的に伝えられないかもしれません。
キャリアという言葉が難しく感じられるかもしれませんが、それは過去の経験や歩んできた道だと考えてください。
日々の業務の中で当たり前のことでも、他の人から見れば素晴らしいスキルとみなされることがあります。
やりたい仕事が明確になったら、事務職や派遣の業務について具体的な内容をリストアップしましょう。
その業務の隣に、工夫した点、評価された点、失敗した経験などを箇条書きで追記してみてください。
次に、目指す職業で必要なスキルや経験に注目し、リストアップした業務の中から、希望の職種で応用できそうな要素を選びましょう。
選んだ要素を積極的にアピールすることで、採用担当者は興味を持つでしょう。
アピールできるスキルが不足している場合は、不足スキルを考え、自己学習に積極的に取り組むことを検討しましょう。
希望職種に向けて、自己啓発に努力している姿勢も印象的です。
例えば、事務職でパソコンを使用していた場合、スキル向上に努力していることや、倉庫業務でミスを最小限に抑えるために行った工夫や改善、シフト管理なども強調できる要素となるでしょう。