具体的な仕事内容や職種
転職活動において大切なのは、希望する職種(事務、営業、企画、ネットワーク技術者など)をはっきりさせることです。
そして、「やりたい業務(目標)」と「得意な業務(売り)」を整理し、希望する業界・業種分野、主業務・守備範囲の具体的なイメージを持つことが大切です。
雇用形態(正社員or契約社員など)
企業内での働き方は、雇用形態によって異なります。
正社員、契約社員、派遣、アルバイトなどの雇用形態だけでなく、業務委託の特徴も理解して、自分がどのような働き方を希望するかを決めましょう。
給与の希望額と必要最低額
希望給与や年収を考慮する前に、まずは生活に必要な最低限の金額を計算しましょう。
必要最低額を把握した上で希望給与を設定すれば、将来の昇給を予測した妥協ラインも決めやすくなります。
特に、現職が大手企業で長く働いている場合、転職後の初任給が低下するリスクも考慮しておくべきです。
休日・休暇、勤務時間や時間帯
8時間勤務でも始業・終業時刻は会社によって異なります。交替勤務や深夜勤務の職場もあるため、家庭状況や生活スタイルを考慮し、自分が対応可能な勤務時間の最大範囲や必要な休日条件を明確にしましょう。
自身のライフスタイルに合った働き方を見つけるために、柔軟に対応できる範囲と必要な条件を把握しましょう。
勤務地エリアと通勤時間
遠距離通勤未経験の方は、首都圏なら通勤時間を1時間半程度に制限することがおすすめです。
本人が通勤可能と思っても、採用側が疑念を抱く可能性があり、企業の交通費負担においても採用が不利になることがあります。
適切な通勤範囲を設定して、円滑な就職活動を進めましょう。
従業員数や会社規模などの職場環境
企業の規模や従業員数は直接的に「安定性」とは結びつきませんが、転勤や配属異動の有無、扱う仕事の規模や責任範囲、昇進・昇格の機会、福利厚生などに影響を与える可能性があります。
これらの要素と希望条件をトータルに検討することが大切です。
社風・経営ビジョン
例えば、企業の歴史やタイプ(ベンチャー企業など)によって職場の雰囲気は変わります。
上下関係の考え方や目標管理の方法、従業員の年齢構成、資格取得や独立支援、教育・研修などのバックアップ、そしてビジネスライクな雰囲気か家庭的な雰囲気かなど、働く上での快適さやキャリア構築において重要視すべき点について具体的にリストアップしておくことが大切です。