Benefits

退職を引き止めているのに不安定な雇用形態

2024年05月31日

転職や就職の不安や疑問をBenefitsのキャリアカウンセラー「宮崎 聖」が回答!働く事にまつわる悩みを抱えている方は、具体的なアドバイスを参考にしてみては。
転職を検討
退職を引き止めているのに不安定な雇用形態に変化がない会社は転職すべき?
現在、建築関連の契約社員として、3ヶ月ごとに契約を更新し、3年半にわたり勤務しています。
最近、会社から1年の契約期間に変更する提案がありました。
しかし、年齢やキャリアの観点から、有期雇用の不安があります。
3年半もの間、正社員と同等の業務を担当していながら、まだ正社員に昇格できていないことにも不満を感じています。
賃金も3年半変わらず、有給休暇も賞与も一切ありません。
ただ、私は専門職として、現在の仕事を続けることでキャリアアップの可能性があること、そして社内外の人間関係が良好であることには自覚しています。

葛藤の末、退職の意向を上司に伝えたところ、上司からの留まるようにという要望がありました。
しかし、契約内容の改善についての話は進展していないままです。
このまま会社にとって都合の良い状態で仕事を続けるべきか、転職を検討すべきか、私は不安を感じています。
転職すれば賃金的にも雇用形態的にも改善されると思いますが、私は現在の職種に関連する資格(二級建築士、インテリアコーディネーター)を所有しています。
専門職としての技術を保有していることは、素晴らしいことですが、今後会社がどのようにあなたの雇用を考えているのかについて疑問です。
会社の視点からは、正社員ではなく契約社員として雇用し続けることにより、賞与や退職金の支払いを回避し、人件費を抑える利点があります。
しかし、一方で、あなたのような優秀なスタッフが将来に不安を感じて退職する可能性があるため、問題が発生するかもしれません。
会社の立場について再評価し、正社員としての雇用が難しい理由を確認してみることをお勧めします。
職場環境や業務内容に問題がないのであれば、会社の雇用形態方針を明確にすることが重要です。
もし会社の考え方や方針が曖昧であるか、正社員の道が閉ざされている場合、現在の仕事を続けながら転職活動を検討することをお勧めします。
勤務中に転職活動を行うことで、生計に不安を感じずにゆっくりと転職活動を進めることができます。
転職活動は、あなたのスキルや経験の市場価値を評価し、他の企業との接点を持つ上でも非常に有益です。
今後のキャリアを検討する際にも大いに役立つでしょう。
キャリアカウンセラー 宮崎 聖
SPHAERA株式会社

登録タグ

#転職を検討 #PickUp記事 #転職Q&A

類似の記事

応募したい企業の公開求人がない場合
面接の緊張を和らげる方法はありますか?
「社長についていけなくなった」
退職後のスケジュールの立て方
ファミリーサポート休暇制度
転職活動のタイミング

2024年06月16日

転職活動のタイミング
自己PRにおいて、際立つ強みが見当たらない
フリーアドレス(自由席)